2009年2月28日土曜日

たとえまずかろうが。


おやつの方でも書きましたが、ノルマンディに出かけたのは、
フードフェスティバルに行くためでした。

朝から夕方まで、シェフが入れかわりたちかわり
料理のデモンストレーションをしつつ、司会者とトークするという、
駅伝(?)のような企画です。




Sa.Qua.Naのシェフの料理。
スライスしたじゃがいもをバターで煮て巻いたのと、あさり。



Agapéのシェフ。
これはゆで卵を燻製にする準備。
パフォーマンス系は人気があります。



Flocons de Selのシェフ。
キクイモのピュレとうに。
司会者と話しつつも、ひたすらうにを開けつづけていたのが印象的。



スペインのEspai SucreのJordi氏。
"モスコミュール"を例に、どうやってお菓子を発想するか、を熱く解説中。



デンマークのレストラン、"MR"のシェフ。
盛り付けた料理(根菜のソテー)に、スモークをかけているところ。
料理の色があざやかで、しかも手際がよくて、
今回の話題をかっさらったシェフの一人。


他にもたくさんのシェフが実際に料理したり
話すところを見ていたら、

「食べものに手を加えると、その人そのものが料理として結果に出る」
ということを、あらためて思い知らされました。
そして、私にとってはそこがいちばん面白いんだということも。

人の作った料理を食べることで、
その人のことがよく分かるし、
自分で作った料理を食べると
今の自分がどんな人間なのかもわかる。

そんなことわからなくても、料理はおいしければいいのかもしれないけど、
味がおいしくなくても、やっぱり作った人の顔を思い浮かべながら食べたい。

パリに戻ってから、そんなことを考えました。

2009年2月21日土曜日

骨太な料理。

今週、テレビで
初めて台所に立つ男性3人が、3週間料理にとりくんで
最後は町の女性40人をおもてなしする、という
バラエティーを放送してました。


それぞれの一喜一憂っぷりがおかしくて、
彼らを見守る奥さんたちのあたたかさに、ほろりとなりました。


そういえば、最近の食卓は
かなりオトコマエです。


スペインの大きなムール貝を
みんなでひたすら掃除して、白ワイン蒸しに。



もちろん揚げじゃがいもつき。豪快。



ムールのだしが余ったので
マカロニに吸わせて、グラタンっぽく焼いてみる。



日本のコンビニのお弁当のような
なすどんぶり。なぜかものすっっごくすっぱい。


とはいえ、たまには女子っぽくしてます。

ひよこ豆とツナ、トマトのサラダ。

2009年2月15日日曜日

おこのみやき。


ここ最近のごはんは、


ランチにちょっと変わったおべんとうをたべたり、


家にある材料でピザをこしらえてみたり、


レンズ豆の煮こみをおすそ分けしてもらって、
おいしくいただいたりしていました。


でも、なんと言っても
最近のメインはこれです。


みんなでおこのみやき!


しかも、おみやげに
お手製のティラミスをいただきました。


部屋にしばらくのこった
ソースのにおいも、うれしいものです。

2009年2月1日日曜日

挑む日々。

最近のごはん。


近所のお肉やさんで買いものをして
ミックスグリル定食。マスタードをつけて。



会社のお昼にスリミ(かにかまぼこ)入りのサンドイッチ。
かにかまとかまぼこが一緒になったような、ふしぎなかたち。



みんなでミートボールのクスクス。
合びきはないので、ハンバーグ型の牛ひき肉と
豚のソーセージの中身を買ってきて、まぜてミートボールを作るのが
とても楽しかったです。



「ももの木」にて、コロッケディッシュ。
長らくあこがれのメニューでした。



アルジェリアンカフェでお茶した勢いで、
とりもも肉とレモンのタジン風煮こみを作ってみる。


パリに来て5ヶ月がたちましたが
まだまだ全然、知らないことや食べたことのないものが
多すぎます。